スクラムベンチャーズ(Scrum Ventures LLC、本社:米国サンフランシスコ市、ジェネラルパートナー:宮田拓弥)が主催する「SmartCityX」は、デジタル化やコロナ禍の社会変容を前向きな未来への変革の機会と捉え、産業や技術の視点ではなく、生活者目線で価値の高いサービス及びアプリケーションを共創することを目指します。本年8月26日のプログラム開始以降、国内外のスタートアップをリクルーティングするとともに、パートナー企業及びオブザーバー自治体との間で「未来のまち」に関する議論を進めてまいりました。
【新たな企業や自治体等の参画】
この度、新たに積水化学工業株式会社、西日本電信電話株式会社の2社がパートナー企業として参画しました。マテリアルやスマートホーム、情報通信といった、生活者目線でより価値の高いサービス及びアプリケーションの共創によるスマートシティの実現に必要な領域を新たにカバーします。
また、地域課題に取り組む先進自治体である福井県、茨城県鹿嶋市 / 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー、大阪商工会議所が新たにオブザーバーとして参画しました。今後、より多様な地域課題を具体的に理解し、実証やPoCにとどまらない事業化を通じた社会実装に向けた検討を行ってまいります。
さらに、保有するネットワークやアセットをご提供いただくリソースパートナーとして、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社、CIC Japan合同会社、日本貿易振興機構(ジェトロ)が参画しました。それぞれ、クラウドサービス、オフィス・イベントスペース、D X推進に向けた国内外のスタートアップ・大企業とのネットワーク等をご提供いただき、本プログラムの価値向上に貢献いただく予定です。なお、引き続き、専門的な知見やネットワークを有するメンターのネットワークも拡大しており、現時点で50名超の専門家の方々にご参画いただいています。
これにより、「SmartCityX」に参画するパートナー企業、オブザーバー及びリソースパートナーは以下の通りです。
[パートナー企業]
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
出光興産株式会社
積水化学工業株式会社
トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社
西日本電信電話株式会社
日本ユニシス株式会社
株式会社博報堂
東日本旅客鉄道株式会社
[オブザーバー自治体]
三重県
東京都渋谷区
福井県
茨城県鹿嶋市 / 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー
大阪商工会議所
[リソースパートナー]
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
CIC Japan合同会社
日本貿易振興機構(ジェトロ)
「SmartCityX」は、今回新たな企業・自治体・メンターの方々に参画していただいたことを契機に、デジタル化やコロナ禍の社会変容を未来の変革の機会とすべく、プログラムの運営を加速・深化し、今後パートナー企業と国内外の優れたスタートアップによる事業の共創を推進してまいります。
【スタートアップの早期採択】
本プログラムでは、本年8月26日の応募開始以降、国内外のスタートアップから積極的な応募をいただいてまいりました。応募期限は本年11月30日迄ですが、「SmartCityX」のプロジェクト運営を加速・深化するため、この度ご応募いただいたスタートアップのうち、特に優れた18社(9ヵ国、6カテゴリ)を早期採択しました。
今般の早期採択の後、本年11月30日の応募期限、2021年1月末までの選考期間を経て、最終的に採択スタートアップ(パーティシパント※)の全体像を発表する予定です。
※早期採択を含む採択スタートアップは、2021年2月頃から開始するメンタリング・事業開発プログラムに参加いただく「パーティシパント」としての資格を得るものです(全体で100社程度を予定)。
[採択企業一覧] ※順不同
■ Car IQ
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: モビリティ
ウェブサイト: https://www.gocariq.com/
■ ConnectedIQ Labs Inc. (Miles)
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: コンシューマープロダクト&サービス
ウェブサイト:https://www.getmiles.com/
■ Deeping Source Inc.
所在地: 韓国
カテゴリ: インフラストラクチャ
ウェブサイト: https://www.deepingsource.io/
■ EVA
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: モビリティ
ウェブサイト: https://eva.xyz/
■ 株式会社エクサウィザーズ
所在地: 日本
カテゴリ: コンシューマープロダクト&サービス
ウェブサイト: https://exawizards.com/
■ Grillo
所在地: メキシコ
カテゴリ: インフラストラクチャ
ウェブサイト: https://grillo.io/
■ Inspektlabs
所在地: インド
カテゴリ: モビリティ
ウェブサイト: https://www.inspektlabs.com/
■ May Mobility Inc.
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: モビリティ
ウェブサイト: https://maymobility.com/
■ Mighty Buildings, Inc
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: スマートビルディング
ウェブサイト: https://www.mightybuildings.com/
■ Pavegen Systems Limited
所在地: イギリス
カテゴリ: エネルギー&リソース&サステナビリティ
ウェブサイト: https://pavegen.com/
■ PopID
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: インフラストラクチャ
ウェブサイト: https://www.popid.com/
■ Qlue
所在地: インドネシア
カテゴリ: インフラストラクチャ
ウェブサイト: https://www.qlue.co.id/
■ SkyCool Systems, Inc.
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: エネルギー&リソース&サステナビリティ
ウェブサイト: https://www.skycoolsystems.com/
■ Ubiquitous Energy
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: エネルギー&リソース&サステナビリティ
ウェブサイト: https://ubiquitous.energy/
■ 株式会社バカン
所在地: 日本
カテゴリ: コンシューマープロダクト&サービス
ウェブサイト: https://corp.vacan.com/
■ Voiceitt
所在地: イスラエル
カテゴリ: ソーシャルイノベーション
ウェブサイト: https://www.voiceitt.com/
■ WiTricity Corporation
所在地: アメリカ合衆国
カテゴリ: エネルギー&リソース&サステナビリティ
ウェブサイト: https://witricity.com/
■ ZeroKey
所在地: カナダ
カテゴリ: スマートビルディング
ウェブサイト: https://zerokey.com/
本プログラムでは引き続き、世界中の熱意に溢れた起業家・スタートアップからのご応募をお待ちしています。応募期限は、2020年11月30日23時59分(太平洋時間)です。
応募はこちら: https://www.smartcity-x.com/application/
2021年1月頃までの選考期間の後、選ばれたスタートアップ(パーティシパント)は同年2月頃からパートナー企業及びオブザーバー自治体とのメンタリング・事業開発プログラムに参加することになります。その後、パーティシパントの中から、プログラムの成果発表会である2021年5月頃のデモデイに参加いただくスタートアップを「ファイナリスト」として選出する予定です(10社程度を予定)。
【新規参画パートナー・オブザーバーのコメント】
池田 章(積水化学工業株式会社、住宅カンパニー 経営管理統括部 企画管理部 部長 兼 情報システム部 部長)
「当社は創業以来、生活用品に始まり、住宅、社会インフラ、車輌、エレクトロニクス、医療等、様々な分野で、事業を通じて社会的価値創造を目指してきました。この想いを活かし、2020年5月に「“Innovation for the Earth” サステナブルな社会の実現に向けて、LIFE の基盤を支え、“未来につづく安心”を創造する」と、新たな長期ビジョンに進化させました。サステナブルで居心地の良い社会の実現に向け、SmartCityXの皆様と一緒にチャレンジしていきたいと考えています。」
白波瀬 章(西日本電信電話株式会社、取締役 ビジネスデザイン部長)
「NTT西日本は、社会を取り巻く環境変化とそれがもたらすさまざまな課題に対してICTの力で解決をしていく「ソーシャル ICTパイオニア」として、地域社会のスマート化に貢献し、地域に愛される企業グループを目指します。本プログラムへの参加を通じて、関係各社及び自治体の皆さまと共に、地域に貢献できる新しいサービスを創出することで地域経済の活性化に取り組んでいきます。」
杉本 達治(福井県、知事)
「福井県には豊かな自然、悠久の歴史・文化、家族や地域の つながりがあり、子育て・教育の先進地でもあります。「幸福度日本一」の福井の良さをさらに伸ばすため、「もっと挑戦!もっとおもしろく!」をテーマに、皆様とご一緒に、新しい福井の未来を創っていきたいと思います。福井県におけるチャレンジをモデルに、世界が目指す新たな価値創造に貢献します」
錦織 孝一(茨城県鹿嶋市、市長)
「鹿島神宮、鹿島アントラーズを有する鹿嶋市は、SmartCityXの皆さんとの良好なパートナーシップにより、「歴史とスポーツを活かしたまちづくり」を次のステージに進めたいと考えています。また、鹿島港外港地区が洋上風力の基地港湾として指定され、鉄鋼業のみならず、再生エネルギー分野においても皆様と新しいチャレンジができるものと思っております。」
小泉 文明(株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー、代表取締役社長)
「社会のあり方が変わろうとする中、地域が豊かであり続けるためには、変化する人や社会の動きに応えていかなければなりません。鹿島アントラーズは、「スポーツのまち」を掲げる鹿嶋市とともに、「好き」や「楽しい」といった感情とテクノロジーが交わる、新しい地域づくりにチャレンジしていきます。」
玉川 弘子(大阪商工会議所、産業部 部長) 「大阪商工会議所は、大阪府、大阪市とともに「実証事業推進チーム大阪」を設置し、実証実験の実施をサポートしています。2025年大阪・関西万博を見据えて、先端技術を活用した実証実験はぜひ大阪で!SmartCityXの皆様からのご提案をお待ちしています。」
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